自衛隊の活動を応援します! 熊本県自衛隊家族会

活動の概要

熊本県自衛隊家族会活動について―この10年を振り返って

熊本県自衛隊父兄会にとって、この40年目の節目は忘れられないものとなりました。ひとことで表現すれば「家族支援という施策を軸に絆を深めあい、最後にはその成果が試された10年」と言えるのではないでしょうか。

当会は、会員数もさることながら北方領土返還の署名数や入隊入校激励会における新入会員獲得率の高さなどで全国トップクラスを維持し、会の規模と活動の質の両面において全国の牽引役を自負しております。

その活動に大きな弾みを与えたのが家族支援の検討でした。これは言うまでもなく平成23年の東日本大震災をきっかけに自衛隊と父兄会双方で取り組みが始められたものですが、熊本ではその開始の年から独自の手法と考え方で検討を進めてまいりました。その特色は次のようなものです。

まずひとつは、自衛隊、父兄会、隊友会の三位一体で検討を始めたこと。

ふたつ目に、机上の検討よりも実動による訓練を重視したこと。

そしてみっつ目には、単に支援を要望する隊員とのマッチングだけでなく、現職隊員と父兄会会員の幅広い交流にも注目したことです。

その結果、避難所となる小学校を出発して、住所を頼りに安否確認を実行動で検証したり、200名規模で隊員との対面式を実現することができました。曹友会が企画する様々な行事に参加して、交流の場を設けました。

こうした試行から4年目を迎えた平成28年4月、大地震発生。

二度に亘る未曾有の激震の前に、訓練と本番の違いを思い知らされるばかりでした。しかし、その一方で、こうした取り組みがあったからこそ「何かしなければ」「何ができるのか」という行動につながったと思っております。

凄まじい自然の猛威の前に、私たちの力は微力ではありますが、決して無力ではないのです。「家族会」という新たな名称のもとに、会の力を信じて、次なる10年に向けて力を尽くしていこうと思います。

主な活動

平成19年度 第7代 辻 安一郎 会長 県連創立50周年式典行事 持ち回り支部長会議(熊本市)

平成20年度 持ち回り支部長会議

平成21年度 第8代 岡田 知義 会長就任。 持ち回り支部長会議(玉名)

平成22年度 第9代 古澤 俊勝 会長就任。 持ち回り支部長会議(宇城)

平成23年度 東日本大震災(3月11日) 持ち回り支部長会議(山鹿)

平成24年度 持ち回り支部長会議(菊池)

平成25年度 第1回家族支援訓練 持ち回り地区長会議(水俣)

平成26年度 第2回家族支援訓練 持ち回り地区長会議(天草)

平成27年度 第3回家族支援訓練 持ち回り地区長会議(阿蘇)

平成28年度 熊本地震(4月14日、16日) 家族支援活動実施。

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