公益社団法人、自衛隊家族会の第4回理事会に参加しました。場所は市ヶ谷駐屯地横のホテルグランドヒル市ヶ谷です。予定された議案は全て議決をされましたが、様々な意見も出されました。会費を集め、月一回の「おやばと新聞」を配布し、自衛隊のための家族支援訓練など、活動の現場では等しく苦労があるのだろうと思います。
一方、会議終了後の意見交換会で、大きく取り上げられた話題は、防衛大学校の卒業式における小泉防衛大臣の訓示でした。増田会長のお話によると、大臣はこの訓示の中で「家族」という言葉を7回使用し、これまで用いてきた「自衛官は国の宝」という表現が「自衛官とその自衛官を支える家族は国の宝だ」という表現に改められたとのこと。更に防衛大臣の使命として「自衛官の帰りをその家族の誰もが安心して迎えられるような仕組みを作っていきたい」と強調されたそうです。
部隊の初度視察においても、必ず官舎に足を運び、家族との交流を持つという話を以前から聞いておりましたが、改めてその強い思いを伺い、自衛隊家族会として大変嬉しく、心強く感じたところです。
熊本に帰り、健軍駐屯地における地対艦ミサイルの長射程化を巡る報道を見ると、「丁寧な説明」や「どこか別の場所に」という意見ばかりが取り上げられています。この厳しい安全保障環境の下、装備を運用する自衛官とその家族に寄り添う声が聞かれないのは誠に残念です。
行政の長にはもちろんのことですが、こうしたことを広く訴えていくのも私たち自衛隊家族会の役目だろうと感じた次第です。(熊本県自衛隊家族会会長:光永邦保)