11月3日は文化の日として知られていますが、昭和21年のこの日、現行憲法が公布されました。
その趣旨をふまえ憲法改正を訴える街頭活動に自衛隊家族会の帽子を被って参加しました。
私は熊本県自衛隊家族会の会長であり、「美しい日本の憲法をつくる熊本県民の会」の共同代表も務めていますので、冒頭でマイクを握り、道ゆく人に訴えました。
その内容はとてもシンプルです。
日本は昭和20年8月15日の終戦の日から昭和27年4月28日のサンフランシスコ条約締結までの6年8ヶ月はGHQの統治下にあり、主権がありませんでした。つまり日本という国は事実上消滅していたのです。
日本国憲法はこの間に、米国の手によって作られ、日本に与えられたものです。

百歩譲って、43万人の進駐軍がその時の日本を守るための戦力だったとすれば「日本は戦力を持たずに、交戦権もない」という9条の記述も理解できますが、その後の朝鮮戦争の勃発で進駐軍は日本から消えてしまいます。

その代替戦力として警察予備隊が誕生し、これが後の自衛隊になります。これほど大きな変化と「自ら国を守る」という覚悟が、憲法に全く反映されていないのです。
自衛隊法3条には「平和と独立を守れ」と重大な任務が与えられているのに、その存在が憲法に明記されていないのはあまりにも不備です。
憲法を変えるというのではなく、自衛隊法に書かれた内容をそのまま憲法に「格上げ」していただきたいのです。やるべきことをやらずに放置されているのは誠に無責任です。

昨日の慰霊祭に引き続きの行事で、マイクを持つ手にも力が入りました。(熊本県自衛隊家族会会長:光永邦保)